半泣きの詩(うた)R 

「半」のつく言葉が好きだ。半泣き、半笑い、半ケツ、半身、半熟、半殺し等々。 どれもこれも中途半端な状態を表していてコミカルだ。 半殺しなんかはちょっと物騒な響きだが、それでもきっちり殺されるよりはマシである。 世界は中途半端であふれ返っている。 このブログでは大泣きするほどのことではない、でも半泣きくらいにはなってしまいそうな日常のシーンを掠めとって、読んでくれる人を半笑いにしたいと思います。

やっぱり、かっこつけたいんだけれども・・・


夏の終わりのある日のことだ。

定時で仕事を終えた僕は、後輩の岡ちゃんと一緒に退勤し更衣室で着替えた。

着替えながら僕は、「仕事とは」「上司とは」というようなことについて、熱っぽく語ってしまった。

ちなみに僕は転職3年目の一般職だ。

岡ちゃんはなかなか聞き上手で

「はい。そうですね。はい。シマさんのいう通りです」

と、いい間で相づちを打ってくれた。

だから僕もつい興が乗ってけっこう語ってしまった。

で、着替えが終わり、更衣室から出たときだ。今度は岡ちゃんが切り出した。

「シマさん。あの・・・」

「ん。なに?」

岡ちゃんもなにか思うところがあるのだろう。聞くよ聞くよ。先輩として聞くよ。何でも言ってごらんという

思いを込めて、僕は笑顔を向けた。

「たぶん、なんですけどぉ」

「うん。たぶん、なに?」

「シマさん、Tシャツが前後ろ逆です」

言われて胸元を見た。思いきり逆だった。

恥ずかしくて卒倒しそうになった。

いつもこうだ。かっこつけたつもりが抜けている。

そういえば、ホテルマン時代にもあったな。あれはアルバイトに仕事を教えていたときだ。

「島中さん、ありがとうございます。よくわかりました。でも、ひとつだけいいですか」

「おお。なんや?」

「さっきから、僕の足踏んでます」

と、いうようなことが。


もうこれからは、かっこつけずに生きて行こう。

そんなことを思った夏の終わりだった。

合掌。

   




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コメント

いや〜やりますねぇ
足踏んでますで、吹いてしまいました(笑)

個人的には
ガッチガチに堅くてとっつきにくい
先輩よりも何処となく抜けた感じの先輩の方が
話しやすいしOKです〜

  • 2014/11/23(日) 04:23:22 |
  • URL |
  • マキさん #-
  • [ 編集 ]

今日もクスッと…♪

こういう時、どんな顔してるか…まで、浮かびます!!

  • 2014/11/23(日) 09:53:44 |
  • URL |
  • 渡田ぴあの #0tiy8Qiw
  • [ 編集 ]

やった。

マキさん、ありがとうございます。
そういっていただくと救われます。

気も間も抜いて、これからもがんばります(笑)

  • 2014/11/23(日) 11:23:50 |
  • URL |
  • 島中 之裕 #-
  • [ 編集 ]

お恥ずかしい…

渡田さん、コメントありがとうございます。

決めてるつもりが、抜けている。
そのギャップが、余計に間抜け面に
させてるんですよねえ(笑)

恥ずかしいなあ。
自分で書いておいて、なんですが(笑)

  • 2014/11/23(日) 11:28:48 |
  • URL |
  • 島中 之裕 #-
  • [ 編集 ]

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