半泣きの詩(うた)R 

「半」のつく言葉が好きだ。半泣き、半笑い、半ケツ、半身、半熟、半殺し等々。 どれもこれも中途半端な状態を表していてコミカルだ。 半殺しなんかはちょっと物騒な響きだが、それでもきっちり殺されるよりはマシである。 世界は中途半端であふれ返っている。 このブログでは大泣きするほどのことではない、でも半泣きくらいにはなってしまいそうな日常のシーンを掠めとって、読んでくれる人を半笑いにしたいと思います。

あれもこれも、なぜリンゴなのか。

もうずいぶん前のテレビCMで、「リンゴをかじると、歯ぐきから血がでませんか?」というのがあった。
いかにも健康そうな男性タレントが、リンゴを丸かじりしてにっこり笑っていた。あほか。

歯磨き粉のCMだったと記憶しているが、あれはなぜリンゴだったのだ?梨やみかんじゃだめなのか。
まあ、みかんかじって血が出るようでは、もはや手遅れなのだろうが。

それにしても世の中には、「それは、なぜリンゴなのか」ということが多い。

アダムとイブが食べた禁断の果実もリンゴ。なぜだ。豚キムチではだめなのか。
郷ひろみと樹木希林がデュエットした曲は「林檎殺人事件」だったし、松田聖子の曲にも「ガラスの林檎」というのがあった。

キムタクと松たか子のヒットドラマ「ラブジェネレーション」では、象徴的なアイテムとしてリンゴが使われていた。 

風邪をひいたときには、おかんがリンゴをすりおろしてくれるし、プロレスラーや格闘家が力自慢で割って
みせるのもリンゴだ。

この間、iPhone6の発売で世間を賑わせた会社の名前は「アップル」だ。

このように、いろんなところにリンゴが登場するわけだが、僕が一番わからないのはアレだ。

古い青春もののドラマやアニメなんかで、ちょっとはすっぱなキャラクターが登場するとき、リンゴを
かじりながら木の陰から現われたするシーン。アレだ。アレ、ちょっとかっこいいじゃいか。

恥を忍んで打ち明ける。実は僕、高校のときやってみたことがある。なにをって。
だからリンゴをかじりながらの登場をだ。

友達との待ち合わせ場所に、リンゴをかじりながら現われてやったのだ。
果たして友達はリンゴにはまったく関心を示さなかった。あるいは僕の「痛さ」にあえて触れないという
大人の対応をしてくれたのかも知れない。いずれにしてもリンゴも僕の恥ずべき行為もなかったことに
されたのだ。ちょっと悲しかった。そしてなにより辛かったのは、リンゴを丸々1個食べきるのが、
けっこうしんどかったということだ。

あちこちに登場するだけのことはある。なめたらあかんわ、リンゴ。






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