半泣きの詩(うた)R 

「半」のつく言葉が好きだ。半泣き、半笑い、半ケツ、半身、半熟、半殺し等々。 どれもこれも中途半端な状態を表していてコミカルだ。 半殺しなんかはちょっと物騒な響きだが、それでもきっちり殺されるよりはマシである。 世界は中途半端であふれ返っている。 このブログでは大泣きするほどのことではない、でも半泣きくらいにはなってしまいそうな日常のシーンを掠めとって、読んでくれる人を半笑いにしたいと思います。

常識かそうでないかという話。


 先週、後輩の川本が彼女と姫路セントラルパークに行きました。

 川本と彼女は車でサファリエリアをまわりました。

 それはライオンを見ているときでした。彼女が

「なあ、ライオンのオスとメスって、どこで見分けるの?」

 と、川本に訊いたのです。

「お前、そんなこと常識やないか。長い毛、たてがみがある方がオスで、つるんとしてる方がメスやないか」

 川本はびっくりしながらも優しく教えてあげました。

 すると彼女は

「そんなこと学校で教えてくれた?」

 と言いました。

「だから、それは常識的に誰でも知ってることやないか」

 半ば呆れた川本はそう言って終わらせようとしましたが、彼女は更に続けました。

「そんな、常識とか言うなら、人間は常識的に男の人の方が髪短いやん」

 完全に呆れた川本は、もう何も言いませんでした。

 変な空気のままデートは終わりました。

 
 家に帰った川本は

「俺の彼女な、ライオンのオスとメスの見分け方知りよらへんかった」

 と、妹さんにこぼしたのですが、妹さんは

「え?! どうやって見分けるの?」

 と、目をむいたそうです。

 合掌。 






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