半泣きの詩(うた)R 

「半」のつく言葉が好きだ。半泣き、半笑い、半ケツ、半身、半熟、半殺し等々。 どれもこれも中途半端な状態を表していてコミカルだ。 半殺しなんかはちょっと物騒な響きだが、それでもきっちり殺されるよりはマシである。 世界は中途半端であふれ返っている。 このブログでは大泣きするほどのことではない、でも半泣きくらいにはなってしまいそうな日常のシーンを掠めとって、読んでくれる人を半笑いにしたいと思います。

夢について


小学校の卒業文集に

「将来の夢・がっちりした人」

と書いた奴がいた。
そいつは中学二年のときに早くもがっちりしてしまった。
あんまりうらやましくない。

クラスでも目立たない控え目ブスだったTさんは

「将来の夢・スクールメイツ」 

と書いていた。
アイドルではなく、その後ろで踊る盛り立て役になることが夢なんて、
ちょっと切ない。

かくいう僕の将来の夢は「プロレスラー」だった。

しかし、人並外れて非力だったのと、近視が理由でその夢をあきらめた。
力、筋肉は鍛えればなんとかなるとして、視力はどうしようもなかったからだ。
(レーシック手術など、手塚漫画にも出てこないほど昔の話です)

覆面をつけたレスラーをマスクマンというが、メガネをかけたレスラー・メガネマンなんて
聞いたことがない。 

そういえば、卒業文集の寄せ書きコーナーに「夕陽」と書いた奴がいた。
彼などは十二歳にして早くも人生の黄昏時を迎えていたのかも知れない。

みんな、もういい歳だが、いったいどこでなにをしているのだろう。


ところで、大人になってから知ったのだが、往年の名レスラー、スタン・ハンセンは
極度の近視で、だからあんなブルファイトだったそうだ。

もっと早くにそのことを知っていれば・・・


いや、そんな「たられば」を言ってみても仕方がない。
もう人生も折り返し地点をとっくに過ぎた。前を向いて生きよう。


「振り向くな  振り向くな  後ろには夢がない」 by  寺山修司






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