半泣きの詩(うた)R 

「半」のつく言葉が好きだ。半泣き、半笑い、半ケツ、半身、半熟、半殺し等々。 どれもこれも中途半端な状態を表していてコミカルだ。 半殺しなんかはちょっと物騒な響きだが、それでもきっちり殺されるよりはマシである。 世界は中途半端であふれ返っている。 このブログでは大泣きするほどのことではない、でも半泣きくらいにはなってしまいそうな日常のシーンを掠めとって、読んでくれる人を半笑いにしたいと思います。

熱い自己紹介文例 「ロックな人生」

 俺は山川昭和だ。もうじき50歳だぜ。ロックだぜ。

 生まれは大阪の寝屋川だぜ。京阪沿線だぜ。ロックだぜ。

 ジョン・レノンとイギー・ポップとキース・リチャーズが好きだぜ。ロックだぜ。

 シャ乱Qは嫌いだぜ。あいつらはロックじゃないぜ。

 俺はハンバーグが好きだぜ。ロックだぜ。でも、ハンバーグの上に乗っているパイナップルは嫌いだぜ。ロックだぜ。

 俺はバツイチだぜ。ロックだぜ。結婚はフォークで離婚はロックだぜ。

 俺は26歳のとき、栄養失調で倒れたぜ。医者に笑われたぜ。ロックだぜ。

 俺はタレ目でぽっちゃりの女が好きだぜ。あの娘のそうだったぜ……

 おっと、ちょっぴりセンチメンタルになっちまったぜ。ロックだぜ。

 俺がロックに目覚めたのは幼稚園のときに聴いた『サティスファクション』だぜ。これはまさにロックだぜ。

 でも、生まれて初めて心の琴線を震わされたのは、『ブルー・ライト・ヨコハマ』いしだあゆみだぜ。ロックだぜ。

 俺の趣味はバイクだぜ。休みの日には一人で山や海まで突っ走るぜ。

 そしてセルフタイマーで写真を撮るぜ。悲しいぜ。ロックだぜ。

 もう、そろそろ一人は嫌だぜ。誰か俺のバイクの後ろに乗って欲しいぜ。美味しいハンバーグを作って欲しいぜ。

 ウォーッ!! 思えば俺の人生今までロックなもんじゃなかったぜ。くそー、ダジャレだぜ。

 もうこのへんにしておくぜ。ロックだぜ。


 *今回は「熱いぜ」でおなじみの大条充能氏の文体を拝借いたしました。文中の山川さんは、僕がホテルで働いていたときの上司です。みんなから兄貴的存在として慕われていましたが、僕はひねくれものなので、いつもおちょくっていました。現在は再婚され、某シティホテルの予約課副支配人をしてらっしゃいます。

 





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