半泣きの詩(うた)R 

「半」のつく言葉が好きだ。半泣き、半笑い、半ケツ、半身、半熟、半殺し等々。 どれもこれも中途半端な状態を表していてコミカルだ。 半殺しなんかはちょっと物騒な響きだが、それでもきっちり殺されるよりはマシである。 世界は中途半端であふれ返っている。 このブログでは大泣きするほどのことではない、でも半泣きくらいにはなってしまいそうな日常のシーンを掠めとって、読んでくれる人を半笑いにしたいと思います。

半永久的に消えない電灯の下で…。

14日の日曜日、午後から休日出勤だった。

朝から出勤していた先輩との引き継ぎを済ませ、業務にあたった。

夜の9時半頃に仕事は終わった。

現場の消灯や施錠を済ませ、退勤すべく休憩室の電灯を消し、空調を切ったりしたのたが、喫煙コーナーの電灯だけがどうしても

消せない。

スイッチすらどこにあるのか分からないのだ。

喫煙コーナーは休憩室の一角に設けてあるのだけれど、タバコを吸わない僕はふだん滅多に近づかない。

休日出勤は何度かしたことはある。でもその時は僕より遅くまで残っているメンバーがいたので、休憩室の戸締まりはしていない。


大きな休憩室の中の喫煙コーナーの中で、僕はまるで泥棒のようにスイッチを探した。

15分くらい探し続けたとき、僕の頭の中で悪魔が囁いた。

『もういいじゃないか。お前はやるだけのことはやったのだから。電灯が消えないのは防犯という点で考えると、むしろ好ましいじゃないか。もう放っておいて帰ってしまえ』

ものすごく筋の通った悪魔の言葉に

『そやな』

と、うなずいて帰りそうになった。

しかし、その時、またもや頭の中で声がした。

今度は天使のようだった。

『ダメだよ、そのまま帰っちゃ。まだ最善を尽くしたとは言えないよ。そうだ。優しくて頼りなる先輩、Mさんに電話して訊いてみなよ』

僕は思わず膝を打った。

やるじゃないか。天使の野郎。と思いながら僕はMさんの携帯に電話をした。

Mさんはすぐに出てくださった。

状況を説明した。

するとMさんは、とても優しくこうのたまわれた。

『あぁ。喫煙コーナーの電灯は感応式やで。だからシマちゃんがいる限りずっと消えへんで』


………まじか。

どっかに書いとけや。

ショックのあまり、僕の命の灯が消えそうになったが、なんとかMさんにお礼を言って電話を切った。

そして最後に休憩室の施錠をし、帰路についた。

車を運転しながら、喫煙コーナーの電灯のスイッチを探し回る自分の姿が脳裏に浮かんだ。

自分のしっぽを追いかけてクルクルまわるアホ犬のことを笑えないなと思った。


明日の月曜日は代休だ。

ゆっくりしようと思う。





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コメント

お疲れ様です( *´艸`)

普段使わない所の照明が、まさかの感応式って・・・(*ノωノ)

普段使う場所だったら、帰宅時間も遅くならずに済んだのに・・・

本当にお疲れ様です♪ ^^) _旦~~

訪問&コメありがとうございます♪
しっかりお母さんしつつ・・・養生もするように頑張ります!!(≧▽≦)ノシ

初めての育児なので、不安な事がいっぱいで・・・つぃつぃ、睡眠時間を削って我が子“いちご”を見ちゃってるし・・・

養生するのも大切ですね♪(^_-)-☆

  • 2015/06/17(水) 11:33:52 |
  • URL |
  • panchi #-
  • [ 編集 ]

大切でよぉ。

養生も大切ですよぉ。

でももちろん“いちごちゃんも”大切ですね。

はじめての育児で大変なこともあるかと思いますが、がんばってくださいね!

しかし、ほんと。まさかの感応式でした(笑)


  • 2015/06/17(水) 22:44:43 |
  • URL |
  • 島中 之裕 #-
  • [ 編集 ]

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