半泣きの詩(うた)R 

「半」のつく言葉が好きだ。半泣き、半笑い、半ケツ、半身、半熟、半殺し等々。 どれもこれも中途半端な状態を表していてコミカルだ。 半殺しなんかはちょっと物騒な響きだが、それでもきっちり殺されるよりはマシである。 世界は中途半端であふれ返っている。 このブログでは大泣きするほどのことではない、でも半泣きくらいにはなってしまいそうな日常のシーンを掠めとって、読んでくれる人を半笑いにしたいと思います。

群馬長期出張編 パート・Ⅱ その5 緊急事態発生 一旦、京都へ戻る


『島中さん。大変申し訳ないんですが、一旦、京都に戻ってきてもらえませんでしょうか…』


橋本愛似の事務員とのラヴアフェアを夢想するも、結局、仮住いのアパートの部屋で、ただ読書をしていただけの

ゴールデンウィーク。その終盤に京都工場の事務方、M本さんから電話が入った。

『 実はCさんがですね…』

いつもは明るいM本さんの声が終始、沈んでいた。


話を聞かされた僕も唖然とした。


諸般の事情で詳細は記せないが、京都工場のメンバーの1人、Cさんがラインに入れなくなったのだ。


1人欠けたくらいで、群馬にいる僕を呼び戻す必要などないのではないかと思われるかも知れないが、そうではない。


僕が群馬工場に応援に出ているのに加えて、3月末に目の手術をしたサブリーダーが未だ現場復帰していない。

そこにきて、今回のCさんの戦線離脱。


もともと余裕のある人員で回していたわけではない。3人減るというのはもう致命的なのである。


そんなようなわけで、今日、一旦、京都に帰ってきた。

で、明日から来週いっぱいは京都工場のラインに入って、再来週の18日からまた群馬工場の応援に戻る。


ちょっと慌ただしいなぁ。


ところで、昨日の仕事終わり、群馬工場の事務所に立ち寄った。


『明日から来週いっぱい京都に戻ります。再来週にはまた来ますんで』

と、一応、挨拶をしておいたのだが、


『行ったり来たりで、申し訳ないね』

と、労をねぎらってくれる所長を尻目に、例の橋本愛似の事務員がこぼれ落ちそうな笑顔で

『いってらっしゃい』

と言ってくれた。

僕のことをタイプだと言ってくれた上に、こういう状況で

“いってらっしゃい”

だ。

グッとこない方がおかしい。


『一旦、帰ること』を京都の嫁に伝えたときのリアクションが


『あ、そ』


という、淡白なことこの上ないものだっただけに、橋本愛の笑顔が沁みた。


群馬にも家族を作ろかな。

こんなことを書くと、アブナイ人だと思われるな。


とりあえず、再来週、群馬工場に戻ったときの

“お帰りなさい”

を期待しつつ、京都で頑張りたいと思う。


しかし、ほんとにもうどっちがホームグラウンドか分からなくなってきたなぁ。





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