半泣きの詩(うた)R 

「半」のつく言葉が好きだ。半泣き、半笑い、半ケツ、半身、半熟、半殺し等々。 どれもこれも中途半端な状態を表していてコミカルだ。 半殺しなんかはちょっと物騒な響きだが、それでもきっちり殺されるよりはマシである。 世界は中途半端であふれ返っている。 このブログでは大泣きするほどのことではない、でも半泣きくらいにはなってしまいそうな日常のシーンを掠めとって、読んでくれる人を半笑いにしたいと思います。

群馬出張編・3・初日、初ツッコミ



2月9日(月)

応援初日。8時出勤。

大阪から応援の武島さんも。

作業着や安全靴などを受け取り、着替える。

会議室で、場内ルール、ラインの現状、生産予定などについてレクチャーを受ける。

講師は矢作係長。

その後、メンバーに紹介してもらい現場に入る。

担当設備が違う武島さんとは、ここでお別れ。


僕が応援に入るのは、『前後半』と呼ばれる部署で、その名の通りラインの前半設備と後半設備が守備範囲だ。

メンバーは、ベテランの渡部さん、若手ホープの島田くん、新人の松本くん、3日前に中途採用で入社してきた脇山さんの4人だ。


島田くんに前後半の設備を一通り案内してもらう。京都ではオペレーションしたことがない設備が多い。


12日から試運転とのことだが、ライン全体的に準備がまだまだだ。
やるべきことが多すぎる。

だが、違う環境で勝手がわからない僕に出来ることは限られている。と言って気落ちはしないが。

やれることをやるだけだ。

昼休み。前後半のメンバーでまとまって昼食。

みんなはお弁当やカップ麺。

僕は自分で握ったおにぎり1つ。

これが驚くほどまずかった。

米が悪いのか炊き方が悪いのか。

味にこだわりのない僕が言うのだから、余程だ。考えねば。

1時間の休憩中、ベテランの渡部さんはずっとしゃべりっぱなしだった。

それも定年間近のおじさんだというのに、占い好きの女子高生のように血液型の話を延々と。

僕も含め、メンバーはしょーがないなぁといった感じで聞いていたのだが、もう休憩もあと5分ほどで終わりというところで、渡部さんが言った。

『ま、でも血液型なんて関係ないよね』

みんな椅子からずり落ちた。

『いやいや。今の今まで、散々あーだこーだ言ってたじゃないですか』

僕は応援初日にも関わらず、ツッコんでしまった。

みんな笑ったが、渡部さんはまじめな顔で

『あぁ~。島中さん、いいツッコミするねぇ。B型?』

と訊いてきた。

もうええわ。当たってるけど。

午後からはある設備について、取引先の担当者から高度な内容レクチャーがあった。

頭から湯気が出そうになる。

『今日は初日だから、定時で上がってください。試運転が始まったら帰りたくても帰れなくなりますから』

17時過ぎに渡部さんに言われ退勤。

アパートに帰り、炊飯器に残っているご飯をレトルトカレーでやっつける。

やはりマズイ。

ホテルマン時代からの友人からメール。

お詫びメールを返信。
春に約束ごとがあったのに、長期出張に来てしまっているからだ。

友人、エールのメールを返してくれる。


洗濯機をまわす。

嫁と娘と電話で話す。
『片栗粉ないし、買いに帰ってきて』

と嫁。あほか。

さ。ご飯セットして風呂入って寝るとするか。

しかし、明日も渡部さんが血液型の話したら、頭、はたいてしまうかも。


写真は会社が借りてくれているアパートだ。

2階の真ん中あたりの部屋が、僕の仮住いだ。

来るなよ。NHK。

 




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