半泣きの詩(うた)R 

「半」のつく言葉が好きだ。半泣き、半笑い、半ケツ、半身、半熟、半殺し等々。 どれもこれも中途半端な状態を表していてコミカルだ。 半殺しなんかはちょっと物騒な響きだが、それでもきっちり殺されるよりはマシである。 世界は中途半端であふれ返っている。 このブログでは大泣きするほどのことではない、でも半泣きくらいにはなってしまいそうな日常のシーンを掠めとって、読んでくれる人を半笑いにしたいと思います。

15年前の日記が出てきた。


長期出張の準備で押し入れの中をひっくり返していたら、15年前の日記が出てきた。以下『 』内抜粋。


『2月8日 ナイト。今日はメチャクチャ。とても大変。どーしようもなく忙しかった。このオレがちゃんと仕事をしてしまった。

雪が降った。金田一耕助のフケのように。たくさん。たまらない。

我が妻、ミホは雪に気づかず洗濯物をベランダに干しっぱなしにしてしまい、せっかく洗ったそれらをガチンガチンに凍らせ

てしまったそうだ。

“あんたのパンツなんかな、下敷きみたいになってたわ。あはは” か。能天気なことこの上ない。

もう1回洗っておけよ』


ナイトというのは、ホテルの夜勤のことだ。文面からすると、夜勤の仮眠時間に書いていたようだ。

洗濯物のことは休憩中、家に電話でもしたのか。「もう1回洗っておけよ」は、直接は言ってないはずだ。そんな偉そうな

口を利いた日には、雪ではなくて血の雨が降ることになる。ものすごく局地的にではあるが。

「このオレがちゃんと仕事をしてしまった」については、敢えて触れない。

きっと後から誰かに読まれることを想定して、謙遜していたのだと思う。含羞の人なのだ、僕は。

と、都合の悪い時は難しい言葉で煙に巻いておく。

                             15年経っても成長していない自分に合掌。
 




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