半泣きの詩(うた)R 

「半」のつく言葉が好きだ。半泣き、半笑い、半ケツ、半身、半熟、半殺し等々。 どれもこれも中途半端な状態を表していてコミカルだ。 半殺しなんかはちょっと物騒な響きだが、それでもきっちり殺されるよりはマシである。 世界は中途半端であふれ返っている。 このブログでは大泣きするほどのことではない、でも半泣きくらいにはなってしまいそうな日常のシーンを掠めとって、読んでくれる人を半笑いにしたいと思います。

おじいちゃんと携帯電話。

 
二十歳から15年間、京都市内のビジネスホテルでフロントマンをしていた。

ある夜勤のときだ。外線電話がかかってきたので出た。電話の主はおじいちゃんだった。

おじいちゃんは携帯電話を使っていたのだが、かなり電波状態が悪い。

でもって、おじいちゃんは話す前に

「あぁ~~~~」

と、言ってからでないと言葉が出てこない。

電波状態が良い時は、おじいちゃんの「あぁ~~~~」で、悪くなると「ザァ~~~」とノイズが入る。

「あぁ~~~」「ザァ~~~」「あぁ~~~」「ザァ~~~」の繰り返しで、要件を聞きだすのに苦労した。

その要件は何だったかというと、あぁ~~~~・・・・・・

               僕のおかんは、親子電話の子機も携帯電話だと思っていた。なにも言うまい。合掌。
 




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