半泣きの詩(うた)R 

「半」のつく言葉が好きだ。半泣き、半笑い、半ケツ、半身、半熟、半殺し等々。 どれもこれも中途半端な状態を表していてコミカルだ。 半殺しなんかはちょっと物騒な響きだが、それでもきっちり殺されるよりはマシである。 世界は中途半端であふれ返っている。 このブログでは大泣きするほどのことではない、でも半泣きくらいにはなってしまいそうな日常のシーンを掠めとって、読んでくれる人を半笑いにしたいと思います。

シチューについて。


味噌汁はお椀に入れて食す。世の常識だ。

では、スープは?

普通なら皿だ。スープ皿。

しかし、僕が育った家ではスープもお椀だった。

なぜか? 

それはうちが母子貧乏家庭だったからだ。

よく、クロールカップスープなんかをお椀で食した。

もちろん箸で。

ま、いくら貧乏でもスプーンくらいはあったのだが、お椀にはやっぱり箸だ。

ものすごくコーンは取りにくかったけど。

晩ご飯が、白ご飯とそのインスタントスープだけということも珍しくなかった。

ご飯をパクっとほお張り、そこにすすったスープを流し込む。

口の中のご飯にスープがしみ渡り、なんとも言えない味わいがたまらなかった。たまらなく、侘しかった。


ところで、ドラマや映画の食事シーンで、よくシチューだけを食べているのを観るが、ああいうことは、実際の生活でも

あるのだろうか。

ばっちりメイクの新妻が、仕事を終えた旦那様を迎え、

「お帰りなさい。今日はシチューなの」

かなんか言って、大ぶりなスープ皿に入ったシチューを出す。

テーブルにはおしゃれなランチョンマットが敷かれている。

旦那も旦那で、あほみたいな顔して、ま~るいスプーンでシチューをズズズ。

「うん。おいしいよ」

って、なんじゃそら。

いくら具が大きくても、そんなもんで腹が膨れるのか!?

気取るな。それともなにか。お前たちも貧乏なのか!?

飯も食え。一緒に飯も食って口の中でシチューをしみ込ませて、クチャクチャにして食うんじゃ。

わかったか!


申し訳ない。なんか興奮してしまった。

もう、この辺でやめておこう。そう言えば、お腹も減ったので……


“貧乏は恥じることではないが、自慢することでもない” かあ……。

                 
                                             合掌。





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コメント

えっ!シチューはご飯にかけながら食べるものですよね?(笑)
サイドメニューにひじきなどが結構合いますよね。
もちろん、我が家でもスープはお椀と箸でいただきます。

  • 2015/01/15(木) 07:23:07 |
  • URL |
  • 米田米子 #5lgk84Pk
  • [ 編集 ]

そ、そうなんですよぉ!!

思い出しました。
シチューはご飯にかけて食べるものでした(笑)

サイドメニューにひじきですか。
魅力的ですねぇ。今度、試してみます!

  • 2015/01/15(木) 21:47:17 |
  • URL |
  • 島中 之裕 #-
  • [ 編集 ]

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